今年の読書の目標
去年はこのような目標を掲げていた。
まずライトノベルの読書結果からいえば次のとおり。
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/02/10
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 400回
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- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
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涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫)
- 作者: 谷川流,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/05/25
- メディア: ペーパーバック
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「驚愕」は「分裂」の続きだから先にそちらを再読してから……と思ったまま積ん読状態。
というわけで、年初に予定していたライトノベルは1冊も読まなかった。
その代わりに読んだのは次の2冊。
- 作者: かじいたかし,皆村春樹
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: 文庫
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- 作者: かじいたかし,皆村春樹
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2011/10/29
- メディア: 文庫
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ラノベと鉄道はあまり相性がいいとは思わないので、「僕は君たちほどうまく時刻表をめくれない」というタイトルでは食指は動かないのだが、「日本國有鉄道公安隊」だとちょっと興味を惹かれる。
その昔、日本には鉄道公安官という制度があった。正式には「鉄道公安職員」だが、俗称の「鉄道公安官」のほうが一般的だった。島田一男の小説や、テレビドラマなどのタイトルにも「鉄道公安官」が用いられている。
「公安」というのは要するに警察のことだが、日本では「公安警察」という言葉が示すように、警察一般というより、その特殊な一領域を指すことが多い*1。しかし、鉄道公安官は公安警察ではなくて、刑事警察の領域の制度だ。警察官ではない者が特定の分野でのみ警察官と同等の権限を有するという、いわゆる「特別警察職員」の一つだ。
今となっては歴史に埋もれてしまったようなこんな制度を21世紀に引っ張り出して小説の題材にするというのは、なかなか意欲的だと思う。冷静に考えれば、ラノベにおいて意欲的な取り組みは空振りに終わることが多いので、あまり期待しすぎてもいけないのだが、もしかすると、『こちら郵政省特配課』のような傑作かもしれないという期待は容易にぬぐい去ることができないのであって、これを完全に、徹底的に、完膚無きまでに、払拭しつくすためには、実物を読んでみるほかはないのである。
で、問題は、創芸社クリア文庫なんてちゃんと田舎の書店に入荷するかなぁ、ということなんだけど、どうでしょう?
ラノベの話はここまで。あと2冊、去年出版されていたのに、そのことを年末に人から教えてもらうまで知らなかった本があって、それも今年読んでみたいと思っているのだけど、そのあたりの話は省略。
次に、SFの話。
去年、SFを何冊読んだか覚えていない。少なくとも1冊読んだのは確かだが、それ以外にも読んでいるかどうかが思い出せないのだ。毎年、読了した本は手帳に記録しているのだが、去年、車上荒らしに遭って手帳がとられてしまったので確認できなくなってしまったのだ。
少なくとも読んだことが確かな1冊とは、これだ。
- 作者: 小松左京
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 1997/12/01
- メディア: 文庫
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今年はSFを2冊読もうと思っている。年末に海外物と国内物を1冊ずつ買ったためだ。
- 作者: チャイナ・ミエヴィル,日暮 雅通
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 文庫
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- 作者: 伊藤計劃
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/02/10
- メディア: 文庫
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次にミステリについて。
昨年は海外ミステリ5冊以上、国内ミステリ10冊以上という目標を立てていた。我ながら無謀とも思える高いハードルだったが、海外ミステリのほうは5冊以上は読んだはずだ。5冊までは数えていたから確かだ。その後、何冊読んだのかはわからない。古典の新訳なども冊数に含めていいのかどうか、などと考え始めると、さらによくわからない。
- 作者: エラリー・クイーン,越前 敏弥
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
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- 作者: ジョン・ディクスン・カー,加賀山 卓朗
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 文庫
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国内ミステリのほうは、特に気合いを入れて数えなくても10冊くらいは読めるだろうと思っていたので全然数えていなかったが、どうやら10冊読んでいないのではないかという気がする。いや、かつかつ10冊は読んであるか?
昨年残念だったのは、米澤穂信の新刊が出なかったことだ。出れば必ず読むので、もし10冊出ていれば、それだけでノルマを達成できていたはずなのだが。とはいえ、米澤穂信は年間に10冊も本を出す作家ではない。
そこで、今年はハードルを少し下げて、海外・国内ともに5冊ずつ読むことを目標にすることにした。これなら無理なく読めるはずだ。
以上、とりまとめると今年の目標は次の通り。
- 海外ミステリを5冊以上読む。
- 国内ミステリを5冊以上読む。
- 海外SFを1冊以上読む。
- 国内SFを1冊以上読む。
- ライトノベルを3冊以上読む。
小説についてはこんな感じ。あたはマンガとか新書とかをちょこちょこと。