これまでの30年、これからの30年
先月末、国立社会保障・人口問題研究所が2010年国勢調査ベースの地域別将来推計人口を公表した。そこで、次のようなグラフを作成した。
これは福島県・福井県・福岡県それぞれの1980年国勢調査から2010年国勢調査までのデータに今回公表された2040年までの推計人口を繋げて表示したものだが、おまけで過去の推計人口を破線で表示した。
将来推計人口と実際の人口の間にどの程度の乖離があるものか興味があったのだが、このグラフでみると、三県で傾向が異なっていることがわかる。
参考のため三県の2010年総人口の実測値と推測値を表にしてみた。単位は上のグラフと同じ千人だ。
区分 | 1995年ベース | 2000年ベース | 2005年ベース | 2010年実測値 |
---|---|---|---|---|
福島県 | 2148 | 2085 | 2039 | 2029 |
福井県 | 813 | 817 | 807 | 806 |
福岡県 | 5149 | 5138 | 5034 | 5072 |
このデータをもとに何か考察を……と思ったのだが、図表を作るだけで力尽きた。なので、特にコメントはありません。