陰陽連絡線へ

1年ちょっと前まで、全鉄道はもとよりJR全線完乗すらほぼ諦めていた。東北地方と中国地方に乗り残した路線がいくつもあり、ちょっとやそっとでは乗りつぶすことができないとわかっていたからだ。
しかし、昨年から今年にかけて東北地方を集中的に攻めて、とうとうJR東日本とその近隣の民鉄・地下鉄を全部乗ってしまった。やればできる。自信が沸いてきた。
四国はまだ伊予鉄道と高松琴平鉄道に未乗区間があるが、JR線は全部乗ってある。九州はJRの在来線では宮崎空港線のみ未乗で、そのほか九州新幹線とか三セク数社とか乗り残している*1が、今年の秋にでも全部乗りつぶしてくる予定だ。中京圏もにも未乗線区がちらほらあるので、何かのついでにでも少しずつクリアして行きたい。
あと残されたいちばんの難物は中国地方だ。山陽本線は全部乗ってあるが、山陰本線は西のほうを乗り残しているし、陰陽連絡線は山口線伯備線、因美&津山線くらいしか乗っていない。
何年か前に広島から芸備線を通って備後落合で木次線に乗り換え宍道へと抜けるという行程で旅行したことがある。そのとき、集中豪雨に見舞われ、木次線の途中*2で降ろされて代替バスに乗せられてしまった。鉄道代替バスに乗れば当該路線は乗ったことにするというルールを採用すれば木次線は全線乗ったことになるが、それはちょっとご都合主義的だ。
そこで、今年の夏に再度木次線を攻めることにした。今度は宍道から入って備後落合へと抜けるつもりだ。
今考えている予定だと、7月19日に新幹線で山陽路を突っ走り、福山から福塩線に入る。三次で1泊して、20日に伝説の(?)三江線に乗り、山陰に抜けて米子まで。21日に境線を往復してから西へ戻り、木次線芸備線を経て新見へ。そこから姫新線に分け入り津山で途中下車。22日に姫新線を踏破して帰宅。
ただ、子の行程だと、ふだんよく使う東横インに泊まるのは1回きりで、三次と津山では別の宿を探さないといけない。両方ともホテルアルファーワンが、今まで泊まったことがないので経験者の意見を聞いてから決めることにしよう。
この旅を首尾よく終えることができたら、中国地方で残るのは山陰本線の一部*3水島臨海鉄道スカイレールアストラムライン広島電鉄宮島航路*4錦川鉄道だけだ。わっ、いっぱいだ!

*1:高千穂鉄道に乗らないうちに廃止になってしまったのは痛恨の極みだ。

*2:何駅だったかは忘れた。

*3:江津から益田までと、長門市から幡生まで。

*4:これは鉄道ではなく鉄道連絡船