せどり

ブックオフで本を買ってきて、AmazonマーケットプレイスYahoo!オークションで販売する行為をせどりと言います。

えらく対象範囲を絞り込んだ説明だな、と思った*1が、背取り - Wikipediaを見ても、購入元がブックオフで販売先がネットオークションやアマゾンである場合を標準的なケースとして記述してあったので、最近はそれがふつうなのかもしれない。
もちろん、せどり自体は新古書店もインターネットもない時代から行われていたもので、古書マニアの間ではよく知られていた行為ではあったのだが、浸透と拡散を経て上記の状況になっているのだろう。「昔のせどりの実態を知りたかったら『せどり男爵数奇譚』を読むといいよ」と、とある古書マニアから薦められたのはもう随分前のこと。未だにその本は積んだままになっている。ああ。

*1:たとえば「吉野家で大盛ねぎだく玉を食べて代金を払わずに逃げる行為を食い逃げと言います」のような違和感があった。