「アカデミスムなくして、フランス絵画の19世紀なし」

フランス絵画の19世紀 ?美をめぐる100年のドラマ? アカデミスムか?印象派か?|トップページ*1に凄いキャッチフレーズが書かれていたので、つい見出しに使ってしまった。フランス本国ではどうなのかは知らないが、明治維新後の西洋絵画受容期*2印象派の洗礼を受けた日本ではアカデミスム絵画はどちらかといえば冷遇されている。アカデミスム絵画に光をあてた展覧会があれば行ってみたいと思っていたところなので、これは是非みにいきたいものだ。
今、島根県立美術館開館10周年記念展として開催されているが、島根には昨年一畑電車に乗りに行ったばかりで、しばらく用事がない。6月12日から8月31日まで横浜美術館で開催されるので、そっちをみることになりそう*3だ。
本当は地方の美術館を応援したいのだけど……。ああ、こうやって地域間格差は拡大していくんだなぁ。

*1:「美をめぐる100年のドラマ」の前後に疑問符がついているように見えるかもしれないが、これはもともと波線だったものが文字化けしているらしい。「アカデミスムか」と「印象派か」のそれぞれの後についているのはもとから疑問符。

*2:明治維新前に西洋絵画が全く日本に入っていなかったという意味ではありません、念のため。

*3:横浜にも特に用事はないが、東京に行くついでに立ち寄るくらいはできそうだ。