「茶腹も一時」ダイエット

まえがき

8月と9月に主に東日本を中心に何度か旅行をした。その際に、ご当地の名物を食べまわった。安倍川のほとりであべ川もち*1を食べたときのことは今でも忘れられない。

その結果、9月20日段階で今年前半に比べて約4キロも太ってしまった。これは一大事だ。早速、ダイエットを開始することにした。
そして、およそ1ヶ月のダイエットを経て、もとの体重をも下回る5キロの減量を果たした、その方法をお教えしよう。

茶を飲む

とにかく茶をがぼがぼと飲むことにした。自動販売機で500ミリリットル入りのペットボトルを2本*2買って机の上に置き、少しでも空腹を感じたらすぐに飲む。しばらく経つとまた腹が減る。そしたら茶を飲む。この繰り返し。

ゼロカロリーの炭酸飲料を飲む

しばらく前までゼロカロリーの炭酸飲料といえばコーラしかなかったが、最近はサイダーやらソーダやらいろいろな種類の炭酸飲料が出回っている。炭酸飲料は刺戟があるため、茶よりも満足感が得られる。ただし、あまり体によくなさそうな成分も入っているのではないかという気がしなくもないので、このまま飲み続けていいのだろうかという不安もある。

パンを食べない

もともと食パンを食べる習慣がないので、菓子パンとか惣菜パンとか生地にたっぷりと高カロリーの食材を練りこんだようなパンばかり食べていたのだが、それらをすっぱりやめた。基本的に米食中心だ。日本人なら米を食え。
米の飯には茶がよく合う。食事中にも茶を湯呑みに2、3杯程度飲む。こうすると、御飯の量を控えめにしても十分に満腹する。

三食のうち一食は雑炊かまたはお茶漬けを食べる

ドラッグストアで売っているダイエット雑炊を買い込んで、乾燥わかめをたっぷりとかけて食べる。ただし、ダイエット雑炊は結構値が張るので毎日食べるのはもったいない。そこでお茶漬けと交代に隔日に食べる。お茶漬けの具は何でもいいのだが、梅干と納豆が好みだ。もちろん、お茶漬けにも乾燥わかめをたっぷりかける。

お菓子は食後に食べる

間食は一切しない。おやつは食べずに取っておいて夕食後に食べる。洋菓子は基本的に食べない。和菓子は茶によく合うので、お菓子を食べながら茶を湯呑みに1、2杯飲む。

寝る前に空腹を感じたら梅昆布茶を飲む

別に梅昆布茶でなくてもいいのだが、風味の強い茶のほうが空腹が紛れる。番茶や煎茶では物足りないときでも、これで何とか凌げる。

その他

  1. ダイエット中だからといって特別に運動しない。体を動かすとその分空腹感が募り、より多く食べたくなってしまうから。
  2. 間食をしないだけでなく食事を抜くこともない。一食抜くと、その分多めに食べても大丈夫だという気になってしまい、結局は抜いた一食分以上に食べてしまうので。
  3. 体重は毎日何度かはかる。裸にならないと正確にはかることができないので、入浴後に必ずはかるが、そのほかにも、朝起きてすぐにはかったり、食前食後にはかったり、用足しの前後ではかったりする。
  4. 体重の記録はつけない。つけたほうがいいのだろうが面倒なので。
  5. 体重が○キロを切ったら焼肉を食べに行く、という目標を立てる。実際に目標を達成したときには、不思議と焼肉を食べる意欲が失せている。
  6. ダイエット雑炊以外のインスタント食品は食べない。料理の手間をかけるのが面倒なときは生で食べるか、素材をそのまま電子レンジで温めて食べる。こうすると、あまり多くの量を食べたくなくなる。

あとがき

特に奇をてらったダイエット方法ではないので、面白みに欠けるかもしれないが、別に誰かを面白がらせようとして始めたことではないのでやむを得ない。
このダイエットが今のところ順調に進行しているのは、この一ヶ月の間に一泊以上の旅行をしていないからだろう。一日に食べるものの量をだいたい決めておいて外食するときは他の二食でその埋め合わせをするのだが、泊つき旅行だとその調整ができないのと、どうしても食事の時刻や食事と食事の間隔が不規則になってしまうという難点がある。
今月と来月は遠出の予定はないが、12月から2月にかけて西日本を中心に旅行する予定が入っているので、きっと体重が元に戻ってしまうことだろう。残念だが仕方がない。せめて、それまでにあと3キロくらいは減らしておきたいところだが……。

*1:どうでもいいが、東京駅の東海道新幹線のコンコースで売っていた田丸屋のあべ川もちがなくなったらしい。これはショックだ。

*2:当然のことながら無糖のものを選ぶ。また、同じ銘柄の茶は同時に買わない。さすがに同じ味の茶を1リットルも飲むのは辛いので。