2006-08-28から1日間の記事一覧

猛スピードのヴァン・ダイン

昨夜に続き、古典ミステリ映画『ケンネル殺人事件』を見た。原作は同題の『ケンネル殺人事件 (創元推理文庫 103-6)』で、これは大昔に読んでいるが、非常にベタなトリックの密室殺人を扱っているということしか覚えていなかったので楽しめた。やー、犯人全然…

意外や意外

カーは、J・D・カー生誕百年にあわせたアンソロジーで、少年時代のアンリ・バンコランが探偵役の、ミュージカル仕立ての掌編です(ほんとです)。わざわざ「ほんとです」と言ってるんだから本当なんだろうが、これはまた……。小説でどうやってミュージカル…

ぶつぶつとひとりごと

たまにはもう少し近場*1でやってもらいたいものだが、東京一極集中の御時世なので仕方ないか。 予算はなんとかなると思うが、問題は日程だ。土日なら大丈夫とは思うが週日だときついなぁ。会社帰りにちょいと寄るというわけにもいかないし。 *1:つまり東京よ…

久しぶりの読書感想文だったせいで、見出しをつけるのを忘れていて、アップしてからそれに気づいて慌てて更新

火目の巫女〈巻ノ3〉 (電撃文庫)作者: 杉井光,かわぎしけいたろう出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/08メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 51回この商品を含むブログ (41件) を見るやや、しばらく読書感想文を書かなかったら、書き方を忘れてし…

退屈とは挫折のこと

何かの本で幕末か明治初期に書かれた文章が引用されていて、そこに「退屈」という語が出てきていた。註釈がついていて、「くじけること」と書かれている。 はて、「退屈」といえば「ひまをもてあましてあきあきすること」ではなかったか? だが、すぐに気づ…