論理のアクロバット

ここで「論理のアクロバット」という言い回しを見かけて、はっとした。このあたりを見ればわかることだが、「論理のアクロバット」はミステリ用語で、もとは都筑道夫*1が提唱したものだ。crow_henmi氏が都筑道夫のミステリ論を知っているかどうかはわからないし、仮に知っていたとしてもこの文脈でそれを意識しているとは考えにくいので、全然関係ないのはわかっているのだが、思わぬところで旧知の友人にばったり出会ったような、そんな感じがした。
しばらくミステリをほとんど読まない生活が続いていたが、そろそろミステリが読みたくなってきた。すっかり読書力が落ちてしまったので、今読んでもちゃんと楽しむことができるかどうか不安だけれど。

*1:確か『黄色い部屋はいかに改装されたか? (1975年)』か『死体を無事に消すまで―都筑道夫ミステリー論集』のどちらかだったと思うがよく覚えていない。