建築と音楽とバーゲンセール

図説 英国貴族の城館―カントリー・ハウスのすべて (ふくろうの本)

図説 英国貴族の城館―カントリー・ハウスのすべて (ふくろうの本)

この2冊は九州旅行中の22日にくまもと阪神のバーゲンセール*1で買った。一迅社文庫が入手できず、やむを得ず買った『ハローサマー、グッドバイ』もほぼ読み終わりかけていた時のことだ。
自由価格本なのでどちらも安かった。『図説 英国貴族の館』は定価1800円(税別)のところ770円(税込)、『幻の楽器を求めて』のほうは1068円(税別)が480円(税込)となっており、どちらも半額以下だ。古書ならもっと安いかもしれないが、旅行中の暇つぶし本を入手するために古書店を探すのも本末転倒だ。
『幻の楽器を求めて』は「ちくまプリマーブックス」から出ていた本で1995年発行の初版第1刷。ほかにも「ちくまプリマーブックス」の本が何冊も並んでいたので、レーベル自体が廃止になって一挙に在庫を放出したものだろう。
『図説 英国貴族の館』は今でも新刊書店でよく見かける「ふくろうの本」の1冊で、この本自体は2006年に出た3刷*2だから、まだ新しい。ほかには「ふくろうの本」は放出されていなかったので、なぜこれだけが自由価格本になっているのか不思議だったが、後で調べると『図説 英国貴族の城館―カントリー・ハウスのすべて (ふくろうの本)』という本が最近出ていることがわかった。新装版発行に伴い、旧版を処分したということだろう。
どちらも非常に面白く、一迅社文庫が入手できなかった幸せをしみじみと感じた。
なお、一迅社文庫は翌23日に福岡で入手したが、まだ全部読んでいない。3冊とも読んだらまとめて感想を書く予定。

*1:6階にあるLIBRO8階小催場で開催していたセール。確か今日までだったはず。

*2:初版は1999年。