B級グルメが地方に巣食う

B級グルメが地方を救う  (集英社新書)

B級グルメが地方を救う (集英社新書)

オビにでかでかと「富士宮やきそばの経済波及効果217億円!」と書いてある。
んー、なんだかなぁ……。
ちょっともやもやするものを感じつつ、とりあえず買って読んでみたが、最後までもやもや感は晴れなかった。
なお、この本の大部分はご当地料理の紹介にあてられていて、どうやれば地方経済を活性化できるのかというような話はほんの数ページしかない。要約すれば

  • 「若者、よそ者、バカ者」が不可欠
  • 英語版のホームページ*1が必要

という程度のことしか書いていなかった。いや、しっかり読めば、より内容のあることが書かれていたのかもしれないが、浅学非才の身には読み取れなかった。
ところで、ついさっき知ったのだが、こんな本も出ているらしい。

「B級グルメ」の地域ブランド戦略

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中小都市の「B級グルメ」戦略―新たな価値の創造に挑む10地域

中小都市の「B級グルメ」戦略―新たな価値の創造に挑む10地域

*1:著者自身がCOOL JAPAN! FOOD JAPAN!というサイトを開設している。