惰性? 個性?

げんしけん(6) 特装版

げんしけん(6) 特装版

飽きっぽいのは昔からだが、最近記憶力が減退したせいもあって、シリーズものや続き物を間を空けて読むのがしんどくなってきたせいもあり、長期連載マンガは途中の巻で挫折することが多くなってきたのだが、実質的に挫折していても惰性で会続けてしまい積ん読状態のマンガが増えてしまうのは困ったものだ。
そんなとき、初回限定版の類が出ると、「よし、限定版が買えなかったら、もう縁がなかったと思って、ここですっぱり買うのをやめしまおう」と思うことがよくあって、それで踏ん切りがついて買うのをやめてしまったマンガもいくつかある。『げんしけん』もまさにそれで、先月あちこちのサイトで6巻の特装版を入手したと書かれているのに地元の書店には通常版しか入荷していなくて大阪の某マンガ専門店でも特装版のみ売り切れていたので、もうこれで二度と買うこともあるまいと思った……のだが、7月に入って再入荷したのか、山のように積んであるのを見かけてしまった。
これもまた縁。
こうして、一つマンガを切り損ねた。

追記

こう書くと、『げんしけん』がつまらないマンガのようだが、読んでみるとそこそこ面白い。ただ、新刊が出るたびに人間関係の確認のため既刊を読み返す手間が面倒なだけだ。
昔は一度読んだ本のことは忘れなかったのに……としはとりたくないものです。