彦島

用意するものは日本地図と東京創元社解説目録です、と桜庭一樹ファンは言ったで、


この地方の地理に詳しい人なら、下関と橋でつながった島が二つあることを知っているだろう。一つは角島だ。もっとも2005年2月13日に下関市と近隣の4町が合併するまでは角島は豊浦郡豊北町に属していた。自動車ならともかく自転車で気楽に下関のデパートに行けるような場所ではない。
下関と橋でつながっているもう一つの島のことは、この地方の地理に通じていなくても当然知っているはずだから、説明は省略する。わからない人は小学校で使う地図帳でも開いて調べること。
と書いたところ、桜庭一樹総合スレ IVで次のようなコメントが……。

373 :イラストに騙された名無しさん :2005/10/08(土) 21:59:37 ID:t+B/smza
もう一つは九州ってことでいいのか?
だとすると、彦島の立場は一体……
彦島は、下関市の最南端に位置する。
昭和29年に関彦橋(かんげんきょう)が開通、昭和50年には彦島大橋が開通
全国的にも極めて珍しいパナマ運河式の水門とあわせ、今は完全に陸続きになってる。
374 :イラストに騙された名無しさん :2005/10/08(土) 22:03:11 ID:t+B/smza
と、失礼
今は陸続きって事で、島ではないと除外されたのか
2ちゃんねるまで出向く勇気はないので、ここでこっそりと謝っておこう。
ごめんなさい。彦島のことは知りませんでした。
参照したやまぐちの島々山口県のホームページ)に彦島がなかったもので……というのは言い訳に過ぎない。
あらためて彦島について調べてみた。

人口も面積も違っているが、下関の街に自転車で行ける距離にあるのは確かなので、『少女には向かない職業 (ミステリ・フロンティア)』の舞台のモデルの公算は大きい。
現実と虚構の織り交ぜ具合が用意するものは日本地図と東京創元社解説目録です、と桜庭一樹ファンは言ったを書いたときに考えていたのと違っていることがわかったので、再度検討してみる必要がありそうだ。