支倉凍砂vs.米澤穂信「狼少女」対決の結果

どっちが勝つか注目していたが、結局本物の狼のほうが勝った。
一方のレーベルはライトノベルど真ん中で他方のレーベルは非ライトノベル、一方の作者は今年の新人で他方の作者はいわゆる「越境」作家、一方は中世風異世界を舞台にしていて他方は現代日本を舞台にしている、というふうに非常に対照的な二作が1位と2位を占めたわけで、なかなか興味深い。
……と無難にまとめておこう。