NO MUSIC, NO LIFE
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/08
- メディア: 単行本
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いろいろ事情があって、いま小説断ちをしている。せっかく読みかけた『さよならピアノソナタ』も最後の決戦のところで読むのを中断したまま5日が過ぎてしまった。ほかにも読みかけの小説が何冊かある。
小説を読む気が失せたときには半月くらいは平気で読まずに過ごすのだが、小説断ちをしているときだと3日でも辛い。そこで、「息抜き」と称してこっそりと(?)ショートショートを1篇だけ読むことにした。米澤穂信の最新作、『音楽がなければ生きられない』*1だ。
これは讀賣新聞の11/10夕刊に掲載されたものだが、汎夢殿での告知は11/12付だ。毎日チェックしているわけではないので実際に告知されたのが何日なのかは知らないが、少なくとも記載されている日付より前ということはないだろう。11/10付で別の記事をアップしている*2のだから、ついでにこのショートショートのことも告知すればいいのに、2日も遅れるとはいったいどうしたことか。そのせいで読み逃した人も多いに違いない。
さて、米澤穂信のショートショートといえば、奇妙な味の連作『11人のサト』が真っ先に思い浮かぶ*3。TAGROのイラストも非常にマッチしていて、実に楽しめた。今度の絵師は西島大介だということだが、さて読み味は如何?
早速、近所の図書館に行って、新聞コーナーを漁り、先週土曜日の讀賣新聞夕刊を探し出して読んでみた。
感想は……「TAGROと西島大介は別人だということがよくわかった」とでも言っておこうか。