逆叙述トリックもどき読書感想文

読書感想文で叙述トリックもどき*1を使った例は数多くあるが、その逆*2は珍しいのではないだろうか。というか、逆叙述トリック*3を用いたミステリも数えるほどしかないのだが。

*1:私見では「叙述トリック」という語はミステリという文芸ジャンルのルールの下で成立するものであり、他のジャンルの文芸矢文芸作品以外の文章で同様の技巧が用いられていても、それを「叙述トリック」という名で呼ぶのは適切ではない。とはいえ、ほかに適切な言葉もないので、ここでは仮に「叙述トリックもどき」と呼んでおくことにする。

*2:どういう意味で逆なのかは説明しない。各自で考えていただきたい。

*3:これも説明しない。