朝の走り書き

「道徳」は「科学」か - Living, Loving, Thinking経由で道徳やしつけの根拠を自然科学に求めるべきではないを読んで、ふと自然主義を連想した。自然主義というのは、別に道徳の根拠を自然科学そのものに求めるわけではないと思うが、自然科学によって得られた知見に多くを負っているのは確かだ。「水伝」の擁護者たちと一緒くたにしてしまっては自然主義者に怒られそうだが、この種の通俗的な道徳的主張と、哲学の分野における自然主義的傾向との関係を考えてみるのは面白いかもしれない。
でも、自然主義って実はあまりよく知らないしなぁ。ウィキペディアだと「自然主義」から「自然主義的文学」にリダイレクトされるし。デネットかなにか読んだほうがいいんだろうと思いつつ、面倒だから生涯読むことはないだろうという予感もする。