この『ばけらの!』が××い

ばけらの! (GA文庫)

ばけらの! (GA文庫)

昨日、『“文学少女” と神に臨む作家 下』を先に片付ける、と書いたが、気が変わったので、そっちを中断して、先に『ばけらの!』を読んだ。
うぇっ、気持ち悪い(いい意味で)。第四話の台風シーンのあたりで吐きそうになった(いい意味で)。こんなに不快な(いい意味で)ラノベを読んだのは久しぶりだ。そう、『絶望系 閉じられた世界』以来かもしれない。設定や雰囲気は全然違うが、下手に他人に薦めたら人格を疑われるおそれがあるところがよく似ている。
というわけで、『ばけらの!』は万人にお薦めの傑作*1だ。みんな読もう!
長々と感想を書くような作品でもないし、思い返すだけで気分が悪くなる(いい意味で)ので、これでおしまい。既に元ネタ解説もあることだし、これ以上書くこともないでしょう。

おまけ

ここで言及することではないかもしれない*2が、狼と香辛料(9) - いつも感想中が面白い。

*1:でもまいじゃー赤枠はちょっと驚いた。

*2:でも、リンク先のコメント欄でも『ばけらの!』に言及している人がいるから、あながち無関係ということでもないと思う。