「撤退の農村計画」と「むらおさめ」

今日は「鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ」を使って遠出をしようと思って早起きした。
これから始発電車に乗る予定だが、その前にちょっとだけネットを見ておこうと思っていくつかのサイトを見ていると、誰が何のために「限界集落」を守らなければならないのか? - とれいん工房の汽車旅12ヵ月のコメント欄で撤退の農村計画というサイトが紹介されているのが目にとまった。
あまり時間がないので、とりあえず共同研究会「撤退の農村計画」紹介Flashだけざっと目を通したのだが……ああ、これは「むらおさめ」*1ではないか! いやねもしかしたら大きな相違点があるのかもしれないが、今ざっと見た限りでは見あたらなかった。寝起きで頭がうまく働かないので、見落としているのかもしれないが。
ただ、寝起きでも「撤退の農村計画」も「むらおさめ」も、「コンパクトシティ」とは全く別の概念だということはすぐにわかった。でも、高度に発展した都市に住む人は郊外と山村の区別がつかないでも書いたように、「世界は都会とそれ以外の二つしかない」と考えている*2人々が混同してしまうことは想像に難くない。
とりあえず、今日のところはそろそろ家を出ないと予定が全部狂ってしまうので紹介だけに留めておくが、いずれまた取り上げてみたいテーマではある。感情的には嫌な考え方だけど、賛否は保留にしておく。

*1:むらおさめ - Google 検索でみると、いちばん上に拙文が表示されたので、ちょっと驚いた。詳しくはそのリンク先PDF文書を参照していだきたい。

*2:という言い方は本当はおかしくて、むしろ何も考えていないから「世界は都会とそれ以外の二つしかない」というおかしな極論に至ってしまうのだと思う。