侍ジャパンと近畿日本ツーリスト

 近畿日本ツーリスト株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉川勝久、以下、KNT)は、日本産業の近代化に大きく貢献した「近代化産業遺産」に新たにスポットをあて、各地の活動グループと連携をして、日本にある近代化産業遺産群を訪問し、深く掘り下げていく学習型ツアーを、今後、継続的に造成・商品化していきます。

 この第一弾として、長崎県端島炭鉱(通称:軍艦島)に上陸する、「軍艦島上陸と長崎近代化産業遺産群」(http://www.knt.co.jp/tts/gunkan/)を企画、販売を開始しました。

 軍艦島は2009年4月末より長崎市条例に基づき島への上陸が許可されます。これに伴いKNTでは坂本道徳理事長(NPO法人軍艦島世界遺産にする会」)に協力いただきツアーを企画しました。

 坂本理事長自らが、同ツアーに同行し、解説をします。これまで軍艦島をクルーズ船から眺めるものなどはありましたが、軍艦島に上陸し、しかも島についての詳しい解説が付いているツアーは初めてのものとなります。

スポーツのことはあまりよく知らないのだが、近年、「○○ジャパン」という言い方が増えているような気がする。最近だと、WBCの「侍ジャパン」が印象に残っている*1。これが非常に不愉快だ。
アメリカ人やイギリス人が日本のことを「Japan」と呼ぶのもあまり愉快ではないが、日本語の「アメリカ」も「イギリス」もかなりいい加減な呼称なので、これはお互い様といったところだろう。また、英語が幅をきかせている国際社会において日本から世界に向けて情報発信する際に「Japan」を用いるのもやむを得ないのかもしれない。でも「侍ジャパン」はないだろ、「侍ジャパン」は。ぐ、ぐ、郡司次郎正先生に謝れ!西條八十先生に土下座しろおー!!
まあ、それはともかく。
上で引用した記事を読んではじめて近畿日本ツーリストの略称が「KNT」だと知った。

英称は、Kinki Nippon Tourist Co.,Ltd.(但し、アメリカなどの現地法人はKintetsu International Express Inc.と称している)。略して近ツー(きんツー)、近ツリ(きんツリ)、KNT(主にグループでの略称、ドメイン名「knt.co.jp」にも使われている)とも呼ばれる。なお、2007年1月から企業ブランドとして「KNT(ケイ・エヌ・ティ)」を前面に出し、ロゴも「knt!」に一新した。

2007年の企業ブランド名制定の際に、「KJT」などとしなかったのは賢明なことだった。
ところで、この軍艦島ツアーには各コースとも関西発着がないのはショックだった。むぅ、西日本パスで長崎駅まで行って現地参加するか……。あ、あれ2人以上じゃないと駄目だった。

*1:と言いつつ、これが正確には何を表す言葉なのか、今でも知らない。WBCというのがサッカーの大会だと思い込んでいて、会社で昼休みにみんなが野球の試合をテレビ観戦しているのに首を傾げたくらいだ。