上野へ花見に行った話

国立科学博物館の特別展花 FLOWER 〜太古の花から青いバラまで〜をみるために上野に行ってきた。今日が初日なので大混雑しているかと思ったが、そこそこの客の入りだった。ただ、ふだん科博にあまり来なさそうなある種の客層の人々の姿をよく見かけたのが印象的だった。
と、書いてはみたものの、自分も科博の常連ではないのだから、これはちょっと言い過ぎだった。ごめん。
前回、科博を訪れたのは「パール」展の時なので、約1年半前のこと。今回の「花」展もそうだが、「パール」展は「ああ、独立行政法人って大変なんだなぁ」と感じさせる展覧会だった記憶がある。その前に行ったのはテレビゲームとデジタル科学展だ。なんだか、アレな展覧会ばかり選んで見ているようだが、たまたまそういう巡り合わせだっただけだ。
さて、今回の「花」展は事前の予想がかなりそのナニだったのであまり期待はしていなかったのだが、実際に見てみると非常に楽しめた。科学に興味のある人にもない人にもお薦めだ。青いバラを見るだけでも価値がある。
でも、個人的な関心からいえば、常設展のほうが面白そうだった。「面白かった」ではなく「面白そうだった」なのは、特別展で時間を食ってしまい、常設展のほうはどんな展示なのかをざっと確認する程度*1だったからだ。一つひとつの展示をちゃんと見ようとすると、半日くらいはかかるのではないだろうか。さらに現在閉館中の日本館(旧:本館)4/17には再オープンするそうだから、全部見ようとすると一日仕事になりそうだ。
としをとると雑事に追われて時間がどんどん過ぎていく。さて、科博の展示を全部見終えるのはいつになることだろう。

*1:前回訪れた際には、もう地球館(旧:新館)がオープンしていたはずだが、閉館間際に行って特別展だけ見て帰ったので、リニューアル後に常設展示場に足を踏み入れたのはこれが初めてだ。