どうでもいいけど「ほろびる」を漢字で書くとき、ふつう「滅」をあてるよね

冒頭で夏目漱石を引用していることから、たぶん『日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で』のパロディなんだろうが、元ネタのほうを読んでいないので具体的にどこをどう捩っているのかはわからなかった。
それはさておき、上のリンク先でも紹介されている春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画ははなかなか興味深かった。「元気なライトノベル」を前面に押し出した記事*1と対照的だ。どちらが正しいのかを判断するデータは持っていないが、こんなのを読んでしまうと、ラノベだけが例外ということはないだろうと思う。
ラノベとは直接関係ないけど、なんとなくこんな記事にリンク。

追記(2008/12/10)

・今まで以上に出版側からの仕掛けが早くなる。アニメ化とか漫画化のスピードが速くなるだろう。でもこれやると漫画化やアニメ化の販促効果が落ちるからやめたほうがいいんだけどね。部数減よりこっちのほうが心配。

アニメ化・マンガ化効果はこれまでボーナスみたいなものだったのが、最近徐々に基本給の一部*2になりつつあるように思う。となると、自ずとアニメ化・マンガ化向きの作品が増えるわけで、質の低下とは言わずとも平準化は進んでいるのではないか、などと思ってみた。

*1:どれにリンクを張ればいいのか迷うが、とりあえずヒット続出、元気なライトノベルに出版各社が続々参入 (1/2) - ITmedia Newsにしておこう。他と読み比べたい人はここからリンクを辿ってもらいたい。

*2:もちろん、全てのラノベがメディアミックス展開するわけではないので、レーベル単位での維持存続の基礎ということなのだろうが。