魔改造されても洗脳される前に逃げ出せれば……

シリアスめの作品でデビューした作家や、数回連続でシリーズ打ち切りを食らった作家が、突如として萌えラブコメを書きはじめること。あるいは新シリーズの表紙イラストに不自然にパンチラが多かったりすること。

実力はあるものの人気の薄い作家に、華のある絵師を付けて売る戦略。魔改造されたあとの作品が長期シリーズとなったり、エース級の売り上げを示したりすることもある。一方で、昔からのファンはちょっと複雑な気分になったりする。

具体的な作家名は上のリンク先を参照のこと。
これを読んで、ふと思ったのが、「改造手術を受けて戦闘能力(一般読者への訴求力)がアップし、最後の仕上げとして編集者の言いなりになる洗脳を施される前に悪の巣窟(××文庫)を逃げ出した作家は最強だろうなぁ」と思った。
でも、実例が思いつかない。
むー、この世には改造手術が失敗されて放り出された作家と、身も心も編集者の代筆業者になってしまった作家の2種類しか存在しないのか!

追記(2009/05/06)

「一迅博士」に苦笑。
そう言えば一迅社文庫ってラノベ作家の駆け込み寺みたいなところがあるなぁ。でも、大手レーベルで傷つき矢折れた作家が一迅社文庫で心身を癒して復活を遂げたという例はまだなかったはず。まあ、あえてラノベ作家再生請負レーベルを目指す必要もないわけだけど。

参考
ラノベ作家魔改造 - ウィンドバード::Recreation - 副長日誌 - 私的記録