コミックマーケット80で入手した同人誌

他人がみた面白いかどうかはわからないが、備忘録を兼ねて、コミケで入手した本をリストアップすることにした。今回は3日目しか参加していない上に、東2ホール以外は行かなかったので、きわめて狭い範囲*1での収穫物だ。
以下のリストでは、同人誌のタイトルを二重括弧で括って表し、続いて奥付などに記載された発行元と関連ウェブサイト*2を丸括弧内に入れて表している。順不同。

  1. 『さらば富士見ミステリー文庫 愛の戦士たち』*3(フライング東上,kansuke.jp
  2. 『上州草津温泉 [究極ガイドブック 2011夏版]』(NTConfess.,▽ Listen 2 the Light .revision07
  3. 『上州草津温泉 [温泉道しるべ 2010冬版]』*4(同上,同上)
  4. 『戦場感覚 ポラリスの銀河ステーション』(Something Orange,Something Orange
  5. 『BREAK/THROUGH たとえあなたがエヴァに乗らなくても』(同上,同上)
  6. 『まんが ゆかいな魔王と勇者・上』(ギャラリークラフト,GalleryCraft - ギャラリークラフト
  7. 『まんが ゆかいな魔王と勇者・下』(同上,同上)
  8. 『八画文化会館 創刊号』(八画文化会館,八画文化会館
  9. 『ローカル線は生き延びることができるか 「鉄道ファンタジア」No.21』(とれいん工房,とれいん工房の汽車旅12ヵ月
  10. 『補導聯盟通信 2011年 夏号 Vol.1』(国民補導聯盟,サークル 国民補導聯盟

なお、4〜7は、サークル敷居亭での委託販売だったが、その他はすべてそれぞれの発行元サークルで入手した。
こうやって並べてみると、狭い範囲のわりにはテーマがばらばらで、我ながら関心の分裂ぶりにあきれる。興味が多方面に及んでいる、と言えば若干聞こえはいいかもしれないが、要するに飽きっぽくて、ひとつのことに意識を集中させることができないということで、あまり褒められたものではない。最近は、1冊の本を通読するのもしんどくなってきたので、上に掲げた同人誌のうち、いくつかは途中で放置することになるだろう。というか、全然手をつけないままになる本もあるかもしれない。
思い起こしてみれば、これまでにコミケで買った数々の同人誌のうち、きちんと読んだものは5分の1くらいしかなかったように思う。残りは読みかけか読まずに放置してある。一般の書籍とは違い、いったん手放すと再度入手するのが困難なので、まだ処分した本はないが、この先たぶん一生ページを開くことのない本を死蔵するのは心苦しい。そこで最近はあまりコミケで本を買わないことにしていて、今回もかなり抑えたのだが、それでもやはり買いすぎたと思う。
現段階で読み終えているのは2と3だけ*5だ。ちょうど草津温泉へ行ってきた*6ばかりで、旅の記念のつもりで買い求めた。本来なら草津温泉観光協会草津温泉旅館協同組合が出すべきガイドブックだと思うが、現地ではこれに類似した冊子を見かけなかった。公式のガイドマップには載っていない、小さな共同浴場まで網羅しているのが嬉しい。時間の都合で今回はわずかに大滝乃湯、西の川原露天風呂、関乃湯、白旗の湯に入浴したのみだが、次回はぜひこのガイドブック&ガイドマップを頼りにしたいものだ。とはいえ、その「次回」がいつになることやら。
もう1冊、『ローカル線は生き延びることができるか』もだいたい8割方読んだ。絶滅の危機に瀕したローカル線を取り巻く、鉄道趣味誌が言及しない裏事情に迫る力作、と言いたいところだが、誤字脱字ほか校正漏れが目に付く*7のはいただけない。正誤表が必要だろう。
ほかは全く手付かずなので、いま感想を書ける状態ではない。ゆくゆくはすべて読みたいが、分厚くて文字がたっぷりと詰まった本は読めないかもしれない。
以上。

*1:といっても、地方の小さな同人誌即売会にはもっとブース数が少ないところがある。あくまでもコミケ全体との比較であることに留意されたい。

*2:複数ある場合は、なんとなく気分でひとつ選んだ。

*3:サブタイトルの「愛」には「L・O・V・E!」とルビが振られている。

*4:これは本ではなくガイドマップ。

*5:いや、3は本ではないから「読む」という表現は適切かどうか。

*6:コミケ2日目の13日に日帰りで訪問した。草津温泉に行ったのはこれが初めてだ。

*7:2つだけ指摘しておきく。55ページの「役所でも使わないローカル線の存在価値」が目次では22ページに掲載されていることになっている。また、86ページの「JR西日本和田岬線と地下鉄海岸線」の副題というか添え書きが「すでに死に体となっている利用者500人の長大線」となっているが、これは次の三江線の項の90ページに記載されているのと同じ文言だ。