謎の幽霊博物館

幽霊博物館をご存知だろうか？
そういうタイトルの本もあるが、いま話題にしているのは別物だ。

幽霊博物館 (文春文庫)

幽霊博物館 (都筑道夫少年小説コレクション (2))

幽霊博物館というのは、大阪市平野区のまちづくり運動、平野町ぐるみ博物館の一環として、同地の大念佛寺で年に一度、8月第4日曜日のみに一般公開されるという、レアな「博物館」だ。
もちろん、博物館法第2条第1項の博物館ではないが、博物館法には名称独占規定がないので法律上の問題はない。
今年の8月第4日曜日といえば、今週末の28日だ。ちょうど「青春18きっぷ」が余っていることだし、せっかくだから幽霊博物館を訪問してみよう……と思っているのだが、これって今年も開催されるのだろうか？
平野・町ぐるみ博物館の公式っぽいページは3年前で更新が止まっているし、大念佛寺　の行事・法要予定のページにも幽霊博物館に関する情報はない。まさに幽霊の名にふさわしい。
うーむ。
本来なら大念佛寺に電話して、幽霊博物館が今年も開館されるのかどうか問い合わせるべきなのだろうが、そういうやり方はあまり幽霊っぽくないのではないか。いるのかいないのかわからない怪しげなところが幽霊の魅力なのだから、ここは情報不足のまま突撃するのが真の数寄者というものだろう。いや、別に数寄者になりたいとは思わないけれど。
えーと、そういうわけなので、もし確実な情報を知っている人がいても、教えてくれなくてもいい。というか、教えないでほしい。コメント欄なんかに書いちゃだめだからな、絶対だぞ！