カタログ通販の回覧が来た

今日、自治会の回覧板が回ってきた*1のだが、その中に、障害者福祉団体を名乗って通販カタログが混じっていた。連絡先として掲げられている事務局の所在地は近場だが、電話番号とファックス番号はフリーダイヤルで、どうも怪しい。検索してみると、岩手県、神奈川県、鹿児島県の類似した名称の団体が引っかかった。
もちろん、これだけでインチキだと極めつけるわけにはいかない。各地方の団体が共同でカタログ通販部門を営業しているだけかもしれないからだ。だが、それならそうで明記しておけばいいものを、あたかも地元団体の事務局の電話・ファックス番号であるかのように記載しているのが気に食わない。
さらに気に食わないのが、カタログの中に綴じこまれた注文ハガキだ。カタログはA4サイズで、綴じこまれたハガキは1枚の紙にミシン目が入っていて4枚に分けて使えるようになっているのだが、その右上のハガキが切り取られている。回覧されてくる途中で誰かが切り取って申し込んだのだというふうにも見えるのだが、それはない。最初からハガキ1枚分切り取った状態だったのだ*2
う〜ん。これは詐欺っぽい。
さて、どうしたものか。
買わなきゃいい、というだけのことか?
うーん。
うーん。

*1:「回覧板が回る」とは「違和感を感じる」と同じくらい違和感を感じる言い回しだが、細かな表現を吟味するのは面倒なのでそのままにしておく。

*2:なぜそれがわかるかといえば、ひょんなことから自治会に送られてきたカタログの束を開封する場面に立ち会っていたからで、その束に含まれるすべてのカタログがみな同様にハガキ1枚分欠落した状態だったのを先に見ていたからだ。話の運びの都合上、回覧物の中にカタログが混じっているのを見たのが初見ではないことをここまで黙っていたことをお詫びする。