世界で何番目かに美しい曲

【永久保存版】アメリカのネットユーザーが選んだ「世界で最も美しい曲ベスト100」が発表される!! | ロケットニュース24を読んで、ふと思い出したのがこれ。

ではまず、今回はパッヘルベルのオルガン曲「シャコンヌ ヘ短調」から。パッヘルベルバロック時代の作曲家兼オルガン奏者で、J.S.バッハより35歳年上。パッヘルベルといえばなんといっても「パッヘルベルのカノン」が有名だけど、それに負けず劣らずの美しさでありながら、なぜか知名度が低いのがこの曲である。私としては、カノンよりもこちらの方が名曲なんじゃないかと思っている。

長さにして8分から9分程度。静かに始まった曲が変奏を繰り返しながら徐々に複雑さを増し、最期には宇宙的な高みにまで上り詰めるという、スケールの大きな曲である。パイプオルガンの曲というのは、それだけで荘厳に聞こえるものだけれど、この曲はまた格別の美しさがある。

これを読むまでパッヘルベルの「シャコンヌ ヘ短調」のことは全然知らなかったのだが、実際に聴いてみると確かに美しい曲だ。この曲が世界一かといえば、まだほかに美しい曲はいろいろあるのだが、ともあれ、折に触れて聴いてみたくなる曲の一つであることは間違いない。