神奈川県道路企画課は鉄道も所掌しているらしい

県道路企画課によると、構想ではJR桜木町駅横浜市中区)から品川駅(東京都港区)と東京臨海高速鉄道東京テレポート駅(同江東区)までを結ぶ。総延長33キロのうち18キロは、東海道貨物支線などを利用し、残る15キロを新設する。天空橋駅(同大田区)や川崎市川崎区塩浜付近に新駅を建設し、貨物駅には旅客ホームなどを整備する。総事業費は約4000億円と見込まれる。

「道路企画課」という名前の課は、道路の企画に関する事務を扱う課だと思うし、実際、広島県道路企画課鳥取県道路企画課兵庫県道路企画課三重県道路企画課も鉄道は守備範囲外のようだ。ではなぜ神奈川県道路企画課だけ……と思ったら、「京浜臨海部基盤整備グループ」というのがあるらしいので、東海道貨物支線旅客化に関する構想はそのグループが担当しているのだろう。神奈川県の同じ県土整備局*1には交通企画課という課もあり、鉄道関係はどちらかといえばこっちの課ではないかという気もするのだけど、まあ何か事情があるのだろう。深くは考えないことにする。
ただ、各課の業務を紹介するページのタイトルがすべて「組織でさがす - 神奈川県庁ホームページ」になっているのはいかがなものか。

*1:神奈川県では「局」の下に「部」がある。昔はどこの県でも「土木部」だったが、法律の縛りがなくなったので、最近はばらばらだ。