本を読むといろいろ得るものがある
芸術とスキャンダルの間――戦後美術事件史 (講談社現代新書)
- 作者: 大島一洋
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/18
- メディア: 新書
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ついでに「版」について調べてみた。
なるほど。じゃあ、文字の成り立ちから見れば「版」にも木が半分入っていることになるわけだ。
「片」は本来、木を2つに割った右半分を表す漢字です(ちなみに、左半分は「爿」)。そこでこれを部首とする漢字は、薄い木に関係する意味を持っています。「版」は、昔、印刷に用いた木の板ですし、「牌」や「牒」はもともとは木のふだを意味していたのです。