防災の日

今日、9月1日は「防災の日」だ。関東大震災が発生した日にちなんでいるのは知っていたが、防災の日 - Wikipediaによれば、閣議了解により「防災の日」と定められたのは1960年のことで震災発生から38年後のことだ。
似たような記念日に「防災とボランティアの日」もある。こちらは1995年の阪神大震災にちなんだものだが、防災とボランティアの日 - Wikipediaによれば同年12月に制定されている。
以前、「次に大震災が発生したら、今度は『防災とボランティアと絆の日』とでもするのだろうか?」と想像し、気分が悪くなったことがある。だが、昨年3月11日の東日本大震災後に制定されたのは同日にちなんだものではなくて、全然関係のない11月5日の「津波防災の日」だった。残念ながらまだウィキペディアに「津波防災の日」はない。これは閣議ではなく津波対策の推進に関する法律第15条による。震災以前から検討されていた津波対策の推進に関する法律案第13条で「津波の日」とされていたものを受け継いで名称変更したようだ。旧暦11月5日に発生した安政南海地震にちなんだものだ。
以上、メモがわりに記しておく次第。特にオチはありません。