人口が増えれば食料自給率は下がる

1つ目は、2030年までに日本を3億人国家にすることを目指します。女性がたくさん子供を産んでも安心して生活が出来るようにます。経済環境や職場環境、住環境を整え、広い家が持てるようにもしていきたいと考えています。そして、3億人のうち1億人は移民を受け入れ、国際的に開かれた国家をめざします。日本に来ることを希望するアジア・アフリカ等からの移民を受け入れていくことで、同時に日本の農業を復興も成し遂げたいと思います。いま日本で農業をしている人は、65歳以上が60%を占めています。このままでは、農業従事者自然消滅してしまいます。また、食料自給率はカロリーベースで39%にまで落ち込んでおり、これは先進国のなかでも非常に低い数字です。ですから、移民を受け入れていくことで日本の農業も復興させたいのです。また、人口が増えたなら、日本が抱えている社会保障の問題、税金の問題も一気に解決に向かうのです。

今の日本が1億人もの移民がやってくるほど魅力的な国なのか、とか、移民以外で2億人まで人口を増やすにはいったい1人の女性が何人子供を産む必要があるのだろうか、とか、30年そこそこで人口が急増したら21世紀後半の人口オーナスはどうなるのだろうか、とか、疑問は尽きないのだが、それらの疑問に自分で答えることはできないので、疑問は疑問のまま投げっぱなしにしておくこととする。
ただ、ひとつだけ強調しておきたいのは、移民だってメシを食うということだ。まさか、移民はブタのエサでも食っておけ、とは言わないだろうが、仮に移民にブタのエサを食わせるにしても、それすら不足しているのが日本の実情なのだ。