2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
子供の頃、近所のスーパーで買い物をするとブルーチップをくれた。台紙いっぱいに貼って店に持って行くと、たぶん金券か何かと交換してくれるのだったと思うが、子供の小遣いで買い物をしてもなかなか集まらず、そうこうするうちに台紙ごと紛失してしまった…
随筆 本が崩れる (文春新書)作者: 草森紳一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/10/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (60件) を見る風呂に入るときに入口付近に積み上げてあった本が崩れてドアが開かなくなり、浴室に閉じこ…
drunker’s high - 読書系サイトの分類によれば、読書系サイトは3種類に分類される。 紹介系 分析系 紹介+分析系*1 これに、本文では除外されている単なる読了報告のみのサイトを加えると4種類になる。 この分類をもとにして、もう少しシステマティックな分…
もし上の考え方に対して、「うんうん、その通りだ」と言う人がいたら、その人は無宗教ではない。立派な仏教徒である。彼らは自分を無宗教だと思っているが、それは「宗教に入る」というアクションをしていないからそう思っているだけで、実際にはじわじわと…
ポルノを読んでポルノを書くな、ラノベを読んでラノベを書くな ファンタジーを読んでファンタジーを書くな
「今市市はイマイチなまち」和歌山市長が不適切発言
ちょっと訊きたいことがあるんですが、みなさん「本格ミステリはミステリの空でない真部分集合である」という主張に同意しますか、しませんか?
現代社会は規範の押し付けを嫌う。ひとはみな他人に迷惑をかけない限り、自分の好きなように行動していいのであって、それを他人からとやかく言われる筋合いはない、という考え方が浸透している。 この考え方の原理的な妥当性については問わないことにするが…
NaokiTakahashiの日記 - 例のマンションの話。と、それを受けたコメント欄のやりとりが非常に面白い。用語法の議論と実質的な政策に関する議論が同時並行で行われていて、下手すれば話が混乱して収拾がつかなくなるところだが、今のところそのような事態には…
聞くところによると、ホワイトゴールドと白金は別の物質なのだそうだ。 そういえば、サンダーバードと雷鳥も別の鳥だ。
メイド喫茶と美術館はよく似ている。 かつてヨーロッパにおいて美術品は王侯貴族の独占物だった。その後、革命が起こり、美術品は公共財となった。宮殿は美術館となり、今では誰でも自由に美術品を鑑賞できる。 メイドもかつては王侯貴族の館に仕えていて、…
十兵衛両断 (新潮文庫)作者: 荒山徹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/28メディア: ホーム&キッチン購入: 1人 クリック: 75回この商品を含むブログ (63件) を見る面白い。無茶苦茶面白い活劇小説。 表題作「十兵衛両断」は、朝鮮の妖術に陥れられて身…
「伝統には価値がある。従って伝統は守らなければならない」という型の議論を行う人は多いが、必ずしも彼らの主義主張は一致するわけではない。というのは、伝統と価値の関係について少なくとも2つの異質な考え方があるからだ。 ある事柄が反復継承され、遙…
例えば私がコミケで「探偵法月綸太郎シリーズ」の同人誌を入手したとしましょう。もしその中で「探偵法月綸太郎」が事件に苦悩することなくのほほんと生きていたら、私は「こんなの探偵法月綸太郎じゃないやい!」と泣き叫んで打ちっぱなしのコンクリート壁…
春待ちの姫君たち―リリカル・ミステリー (コバルト文庫)作者: 友桐夏,水上カオリ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/11メディア: 文庫 クリック: 15回この商品を含むブログ (79件) を見る困った。感想が書けない。これほど感想が書きにくい小説は『白い花…