2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アジ歴

アジア歴史資料センターの略。

『地を駆ける虹』は異世界ファンタジー版『ボトルネック』だ!

地を駆ける虹 (MF文庫J)作者: 七位連一,光崎瑠衣出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/09メディア: 文庫 クリック: 23回この商品を含むブログ (23件) を見る地を駆ける虹2 (MF文庫J)作者: 七位連一,光崎瑠衣出版社/メーカー: メディアファクト…

『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』はエロゲー業界への「トロイの木馬」になりかねない

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)作者: 伏見つかさ,かんざきひろ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/08/10メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 259回この商品を含むブログ (205件) を見る 追記の追記*1 予想はしていた…

「ストロー効果」のない辞書を振りかざす人々

高速道路や空港、新幹線などの建設を積極的に推進しようとする人々の辞書には「ストロー効果」とか「ストロー現象」という言葉がないのではないか、と最近よく思う。 その代わりに彼らの辞書には「交流人口の増加」とか「地域力の向上」とか「地域の魅力発信…

『ひぐらしのなく頃に』と『涼宮ハルヒの消失』と『夏期限定トロピカルパフェ事件』の共通点は何か?

一見バラバラな三作品『ひぐらしのなく頃に』『涼宮ハルヒの消失』『夏期限定トロピカルパフェ事件』には共通点がある。 それは国内ミステリがたどった大きな変化の先頭であり、キャラクター文学に人間を描く新しい手法をもたらした。 探偵小説研究会編著「C…

トンボの温故知新@MouRa

ライト ノべルが読みたいっ 第十五回『魂のラノベ!』 近年のまいじゃー推進委員会!はラノベ新刊紹介にほぼ特化してしまい、昔日を知る*1者にとってはやや寂しいのだが、MouRaの連載の最後の最後で思いっきりはっちゃけてくれたので、嬉しくなってリンクし…

気の持ちようではどうにもならない事もある

仕事が立て込んできて、明日は休日出勤することになった。気が重い。 「週休二日ではなくて、もともと土曜日も勤務日だったのだ!」と思うことにすれば、気分も晴れるかもしれない。要は気分の持ちようだ。 だが、それだけではどうにもならない事もある。た…

あいまいな日本の払い戻し

名鉄が7月に発売した記念乗車券に払い戻し不可と表記したのは、利用客の申し出による払い戻しを認めた鉄道営業法に抵触する恐れもあると中部運輸局が指摘し、同社が対応を改め、同月下旬から払い戻しに応じる措置を取っていたことがわかった。 では鉄道営業…

アイデアをつくらないでおく方法

アイデアのつくり方作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 1988/04/08メディア: 単行本購入: 91人 クリック: 1,126回この商品を含むブログ (377件) を見る先ほどパソコンの横に積んだ本の山からこの本を発掘…

ゴミは参考にならない

人気投票という意味では厳密にフェアなシステムとはいいがたいので、順位はあくまで参考とお考えください。 参考 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)作者: 谷岡一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2000/06/01メディア: 新書購入…

本を捨てる

昔は本を決して捨てなかった。やがて、不注意でコーヒーをこぼしたり、虫に食われてしまったりして汚損した本は捨てるようになった。そのうち本棚がいっぱいになり、一度読んでつまらなかった本は捨てることとした。さらに月日が流れ、すぐに読み返すことは…

中甘

今日の昼食はCoCo壱番屋のカレーだった。夜もカレーだったが、こちらは本格的なインド料理店*1のカレー。同じカレーでも全然違う。 さて、カレーを食べて思い出したのが次の疑問。 カレーライスを食べながら考えた。甘口と辛口の間に中辛があるが、これはど…

ワナビ読むべし

出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代作者: 塩山芳明出版社/メーカー: アストラ発売日: 2009/04メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 135回この商品を含むブログ (40件) を見るこの本*1は主としてエロ漫画業界の状況*2を扱ったものだが、そっち方面に興味が…

高速道路無料化

民主党の政策:高速道路無料化について考えてみた。|六本木で働いていた元社長のアメブロを読んで、以前読んだ高速道路料金を無料化すべきと考える理由を説明してみる。 - 高森太郎の日記。とあわせてこの問題について考えてみようと思ったのだが、自分では…

一迅社文庫2009年7月刊行全4冊の感想

はじめに 7月の一迅社文庫には謎が2つあった。 なんで4冊の中に十文字青が2冊入っているのか? 『双丘のセンカヌアン』*1はいったい何だったのか? これらの謎を解く鍵は一迅社文庫編集部のブログに……ない、全然ない。というか、十文字青の担当編集者が誰な…

安心の姉歯物件

今日、養老鉄道に乗りに行くついでに立ち寄った桑名駅前で撮影した写真。特にコメントはない。