2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

数学のことを考えるとやっぱり眠くなる

昨日、数学のことを考えると眠くなるという文章を書いてぐっすりと眠ったのだが、今日、再度2の自然数乗は自然数か? - 186::Diaryを見に行くとよくわからない追記があった。わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 数学ぎらいは幸せになれない…

昇降機少女

Elevator Girls作者: やなぎみわ出版社/メーカー: 青幻舎発売日: 2007/05/15メディア: カード クリック: 16回この商品を含むブログ (6件) を見るやなぎみわのエレベーターガールシリーズによるポストカードブック。以前、横浜美術館のゴス展 GOTH : Reality …

的士飯

「的士」と書いて「タクシー」と読む。

数学のことを考えると眠くなる

「2のn乗はいつも自然数になるとは限らない」 これは正しいですか? これが正しくないことを証明できないことに気づかされたとき、ガーンとヤられる。 この記事は無限桁の自然数 - Log of ROYGBからリンクされていたので、ふと読んでみる気になったのだが、今…

積ん読をなくすための新提案

用意するものは丈夫な紐と金槌と釘です。背の低い人は脚立も用意しておきましょう。

誰のために書評を書くか?

書評は読み手のためにある(出版社や作家のためでなく) - みやきち日記 批評は読み手のためのものでもないと思う。 - NaokiTakahashiの日記 「書評」という言葉は字面だけをみれば「書物についての批評」ということになるだろうが、実際には、これから本を…

 そろそろ「 そろそろ「ラノ漫」の記事についてひと言書いておくか。」についてひと言書いておくか。

見出しの頭の全角スペースと末尾の句点は仕様です。 愚にもつかない駄作を引き当てたときの情けなさを思えばそれも仕方ないことだけれど、ここはひとつ冷静に考えてみよう。「何てつまらない本なんだ! 金返せ!」という血の叫びに正当性はあるだろうか。 思…

本音で語ると……

「酷評ばかりのダメ書評で作家がダメージを受けたらその後の仕事に差し支えるから困る」というのも本音なら、「酷評で作家*1が潰れたところで代わりはいくらでもいるじゃないか」というのも本音だろう。 インターネットの発達によって、作者と読者の関係は従…

都市は空洞化し、郊外は荒廃し、山村は消滅する

ファスト風土に陽は暮れて - シロクマの屑籠(汎適所属) 「ファスト風土」というのはきわめて論争的な言葉で、郊外化現象を現代社会の病理として捉える視点を含んでいるので、このような文脈で用いるのにはやや違和感があるのだが、それはともかく主張の内容…

今日が締切

2008年本屋大賞特別企画「この文庫を復刊せよ!」投票 本屋大賞「この文庫を復刊せよ!」 - 政宗九の視点で知った。復刊してほしい本はいろいろあるが、書店員限定なので参加できない。素人は復刊ドットコムに行け、ということか。 追記 本屋大賞にはあまり…

久生十蘭が青空文庫で読める!

作家別作品リスト:久生 十蘭(青空文庫 Aozora Bunko) 久生十蘭は1957年に死去したので、今年から著作権フリーとなった。 まだ『顎十郎捕物帳』の半分くらいが掲載されただけだが、現在作業中の作品も多いので今後が楽しみだ。 また、同年没の羽志主人の戦…

茶ではなく心

紅心王子 1 (ガンガンコミックス)作者: 桑原草太出版社/メーカー: スクウェア・エニックス発売日: 2007/11/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 31回この商品を含むブログ (17件) を見る今から考えればなんでそんな勘違いをしたのか自分でも全くもって…

読み方不明

ライトノベルについて質問 - 星ぼしの荒野から 全然関係ないけれど、その昔、海野十三という作家がいた。ライトノベル系の人にはゆずはらとしゆきの『十八時の音楽浴―漆黒のアネット (ガガガ文庫)』の原作者と説明すると理解が早いかもしれない。日本SFの父…

時代が変われば目のつけどころも変わる

アニメ化も決定したライトノベル『狼と香辛料』。 この作品は既に一年前に東京大学の佐藤俊樹准教授(比較社会学)が目をつけておりました。 その書評は論座(2007.1)の「2006年 私が選んだこの3冊」で読むことができます。 別にけちをつけるつもりはないのだけ…

狼と香辛料の驚愕

TVアニメいよいよ放送スタート! (狼と香辛料ブログ) 「驚愕ポイントは3つ!」と言ってみたくなった。 それだけ。

吠えてみる

のあーる*1 がぶりえーり*2 わこーる*3 *1:日本語でいえば「暗黒小説」。『俺は暗黒小説だ』という小説もあるが、これがノアールなのかどうかは、読んだことがないので知らない。 *2:叔父アンドレーア、甥ジョヴァンニ、ともにヴェネツィア楽派。 *3:全然関…

文学と現実社会

この小説は初め右翼に睨まれて発禁となり、次に左翼に礼賛されることになるのですが、乱歩はそのいずれにも大して興味をもっていなかったようです。 自分が書きたかったものは、そのような現世のことわりから外れた「もののあはれ」とでもいうべきものだった…

新年読み初め

昭和を騒がせた漢字たち―当用漢字の事件簿 (歴史文化ライブラリー 241)作者: 円満字二郎出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2007/09/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 28回この商品を含むブログ (20件) を見る本当の読み初めは『ささめきこと(1) 』だ…