2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

また鉄道が消えた

くりはら田園鉄道 鹿島鉄道 西鉄宮地岳線*1 合掌。 *1:西鉄新宮から津屋崎までの区間。残りの区間は明日から貝塚線となる。

不死身の文庫

SSMGの人の日記 - 富士見ミステリー文庫およびファンタジア文庫統廃合という不安 最近、富士見ミステリー文庫の刊行点数が少なくなっているのは知っていたが、富士見ファンタジア文庫と合併するという噂が出ているとは。単純に吸収されてしまうのか、それと…

送別会からの脱出

3年間続けた仕事を月末でやめることになった。思えば、前の会社も前の前の会社も3年しか勤まらなかった。いや「3年も勤めた」というほうが適切か。いずれにせよ3年ごとに会社を渡り歩いてきたという事実に違いはないのだけれど。 今の職場を離れて、来月から…

日本に滞在する米澤穂信と名乗る男からの挑戦

ユリイカ2007年4月号 特集=米澤穂信 ポスト・セカイ系のささやかな冒険出版社/メーカー: 青土社発売日: 2007/03メディア: ムック クリック: 32回この商品を含むブログ (48件) を見る上ではこの本のタイトルが単に「米澤穂信」と表示されているはず*1だが、奥…

今日の驚き

「ミステリマガジン」の今出ている号が、執事とメイド特集*1だった。 その号に辻真先がメイド喫茶で撮った写真つきエッセイを寄稿していた。 さらにそのエッセイの中で『ハヤテのごとく!』の紹介をしていた。 とりあえず今日のところは購入を見送ったが、こ…

世界一長い小説?

晴れときどき晴れ この記事によると、世界一長い小説はヘンリー・ダーガーの『非現実の王国で』だそうだ。 そ、そうなの? そういえば、来月から原美術館でダーガー展が開催されるらしい。以前、ワタリウム美術館で開催されたダーガー展に行ったことがあるが…

ニュースはインパクトが九割

昨年来、広東省では低価格の偽物の食塩(以下「偽塩」)が食品市場に氾濫している。食塩を扱う商店の90%以上で偽塩を販売しており、本物の食塩を買い求めるのが難しい状況にある。広州市の新聞「新快報」によれば、2007年2月10日から同紙の記者が広州市の6つ…

明治十二年四月馬鹿

万歳三唱令 - Wikipedia 万歳三唱令を疑え! 万歳−作法 「萬歳三唱令」関連記事。 教えて進路Q&A 運動会での万歳三唱 日本財団図書館(電子図書館) 月刊「吟剣詩舞」2005 6月号 大谷法律事務所のホームページ

難しい批判を行う前に再読したらどうだろう。

電波受信記録 - 難しい言葉を使う前に会話したらどうだろう。 ここで言及されている「「「「「「「自然主義の誤謬」の誤謬」の誤謬」の誤謬」の誤謬」の誤謬」の誤謬は一年前に書いた文章で、今となっては書いた本人すら忘れてしまっているくらいだから、別…

上野へ花見に行った話

国立科学博物館の特別展花 FLOWER 〜太古の花から青いバラまで〜をみるために上野に行ってきた。今日が初日なので大混雑しているかと思ったが、そこそこの客の入りだった。ただ、ふだん科博にあまり来なさそうなある種の客層の人々の姿をよく見かけたのが印…

ホテルのトイレについての信じられない誤解

子供の頃の旅行は家族旅行か学校の遠足ばかりで、ホテルに泊まったことはなかったので、小学生のとき「ホテルのトイレはバスと一体になっている」という話を聞いて、こんなふうに誤解してしまった。 「そうか! 便器と浴槽が兼用になってるんだ」 子供の考え…

食の百物語

極道めし 1 (アクションコミックス)作者: 土山しげる出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/02/10メディア: コミック購入: 9人 クリック: 66回この商品を含むブログ (70件) を見る食い物をうまそうに描くことにかけては土山しげるの右に出る者はいまい。左に…

内側からにじみ出る面白さ

ジャジャ 8 (8) (サンデーGXコミックス)作者: えのあきら出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/03/19メディア: コミック購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (23件) を見る先頃、6巻*1で完結した『鉄子の旅』は、鉄道趣味という比較的マイナーなテ…

いかにしてシリーズを見切るか

私的ファイル deltazulu 記録再開 - 続編を買うボーダーライン 私的ファイル deltazulu 記録再開 - ループする思考 新シリーズに手を出すとどんどん買う本が増えて積ん読状態になって大変だから、どうにかして絞り込みをしたいのだけど……という話。 人によっ…

どこから読んでも面白い

喰いしん坊! 12巻 (ニチブンコミックス)作者: 土山しげる出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2007/03/09メディア: コミック購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る昨日、近所の書店で見かけて買い、その書店の駐車場ですぐに読んだ。面…

長寿の秘訣

ある老人が「長生きの秘訣は何ですか?」と訊かれて、こう答えた。 「う〜ん、惰性のままに生きることかのぅ」

最近、若い女性の間で仏像がはやっているらしい

カエルほんのメモ - 流行?

月曜日でも安心

月曜日が開館日のMUSEUM(観仏三昧─仏像と文化財の情報ページ─)

好きな作家

MYSCON8の受付が開始されたので申し込みをしようとすると、国内・国外それぞれの好きな作家を記入する項目があって、どちらも少し悩んだのだが、結局、国内は久生十蘭、国外はジョン・ディクスン・カーにした。国外は素直にいちばん好きな作家の名前を挙げた…

「すばる」と自殺

「すばる」は小説雑誌だが、「小説すばる」ではない。 自殺は行為だが、自殺行為のうちには含まれない。

絶望に至る病

人それを偏屈と呼ぶ。 偏屈の病はかかったが最後、治療する術はない。

大きな扉の中と外

扉の外 (電撃文庫)作者: 土橋真二郎,白身魚出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/02/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 543回この商品を含むブログ (160件) を見る3月は最低10冊読みたいと言ってから半月経った。その間にもどんどん読書意欲が…

無造作なランキング紹介は脳内一般化を誘う

この前の日曜日に、少し早起きをして*1生まれて初めて週刊ブックレビューを見た。桜庭一樹がゲストだったので見る気になったのだが、そのことは今日の話題とは関係がない。 番組を見ていて気になったのは、終わりのほうで変なベストセラーランキングが紹介さ…

座頭市の嘆願は受けつけない

今日はふだんにも増して頭の調子が悪い。きっと高熱を発しているのだろう。某掲示板の情報によれば、42度になるとタンパク質が凝固するので人は死ぬそうだ。そろそろ危ないかもしれない。 人生の危機を迎えると、これまでの人生が走馬燈のように駆けめぐるも…

芸術を論ずることの本当の難しさ

三角形こそが生涯賭けて探求すべきテーマなのだ、と思い定めてしまった芸術家に対して、俺が批評家にやってほしいと思うのは、三角形というテーマをどれだけの水準で達成できているのかの客観的技術的評価であって、三角形というテーマがほかのテーマに比べ…

カタカナ美術館で炬燵に入った話

見出しの「炬燵」は「こたつ」と読んでください。昨日、ボーダレス・アートギャラリー NO-MAに行ってきた。最近はやり(?)のアールブリュット専門の美術館*1だ。開催中の展覧会、ウチナル音 〜身体音からの造形〜のチラシを見かけて、その何とも言いようの…

洋画と洋楽と洋食

「洋画」の対義語は「日本画」 「洋楽」の対義語は「邦楽」 「洋食」の対義語は「和食」 対になる言葉に使われる漢字が違っているのが面白い。 レンブラントやルノワールの絵が洋画で、雪舟や応挙の絵が日本画だと長らく思っていたのだが、美術業界では専ら…

ダンゴムシの擬音

物まね芸人が身体をまるめて手足を小刻みにせわしなく動かしながら、 「とどじかがせがせ、がせむさだー」 と大声で叫んで舞台の上を走り回っている、という夢をみた。 「とどじかがせがせ、がせむさだー」 「とどじかがせがせ、がせむさだー」 途中で一度起…

田舎のバス

最近読んだある小説に、こんな場面があった。主人公の青年がある事情から田舎にある親戚の家を訪問することになり、ローカル電車の終点から1日10本しかないバスに乗り、運賃を払って40分揺られ、ようやく親戚の家のある村にたどり着く、という場面だ。 これ…

鳥の名前

ミミズクと夜の王 (電撃文庫)作者: 紅玉いづき,磯野宏夫出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2007/02/10メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 225回この商品を含むブログ (404件) を見る一気読みした。面白かった。 ネット上では大…